東大寺 大仏殿

東大寺 大仏殿

chi-ko
国宝。正式には「東大寺 金堂」というが「大仏殿」の名で広く知られている。世界最大級の木造建築である。東大寺の伽藍の中央に位置し、本尊で「奈良の大仏」として親しまれている「盧舎那仏像」等を安置している。当初の大仏殿は、聖武天皇の発願により、8世紀に造られたものであったが、その後2度の兵火で焼け落ち、現存する大仏殿は江戸時代の再建で正面の幅57.5m、奥行き50.5m、棟までの高さ49.1mで、奥行きと高さは創建当時とほぼ同じだが、幅は創建当時(約86m)の約3分の2になっている。建築様式は、鎌倉時代に宋の建築様式を取り入れて成立した「大仏様」(だいぶつよう)が基本になっており、水平方向に貫(ぬき)を多用するのが特色である。江戸時代にはすでに巨材の調達が困難であったため、柱は芯材の周囲に桶状に別材を巻きつけた集成材が用いられている。
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